2020.09.12
カロリーゼロの落とし穴?
「カロリーは熱に弱いから、揚げ物はカロリーゼロ」などなど
サンドウィッチマンさんの「カロリーゼロ理論」、大好きですが(笑)
スーパーでときどき見かける「カロリーゼロ」の食品。
ダイエット中、「これなら安心」と手に取る方も少なくないと思います。
こんにちは^^
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
カロリーゼロの他には、カロリーオフ、低カロリーなんかもありますよね。
その違いってご存知でしょうか。
「カロリーゼロ」「ノンカロリー」は食品100g当たり5kcal(飲料の場合は100mL5kcal)以下のもの。
「カロリーオフ」「低カロリー」「カロリー控えめ」は食品100g当たり 40kcal (100ml当たり 20kcal)以下のもの。
ご覧になられておわかりのように、ゼロでもゼロではないんです^^;
なので「ゼロカロリーだから大丈夫~」と思って、バクバク食べたり飲んだりしていると・・・
結果は目に見えていますよね。
ダイエット中に「少しでもカロリーのないものを」というお気持ちはすごーくよくわかります。
お腹が空いたときにお菓子の代わりにちょっとつまむ程度ならいいのですが
こういう表示に安心しきってしまい、食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすることが問題なのです。
またアメリカの実験では
ノンカロリー甘味料を摂取した被験者がクッキーを食べた後の満足度は、
それ以外の被験者よりも低かったという結果も出ているそうです。
ノンカロリー製品に使われている人工甘味料で、
脳がもっと甘いものを欲するようになってしまう可能性があるということですね。
人間って「カロリーゼロだから」という安心感でつい油断してしまうことってありますよね。
「ダイエットによさそう」と思わせる表示に頼り過ぎないことが大切です。