2020.09.10
「体脂肪率って、信用できますか?」
以前、お客様が
「体脂肪率って、あまり信用できません」とおっしゃっていました。
(今の体重計って、体脂肪率が出るものも多いですよね)
こんにちは^^
福井県越前市の虎ノ門漢方堂です。
ダイエットは体重だけじゃなくて
脂肪が減ることも大事ですよってお話したことがきっかけでした。
脂肪が減ったかどうか見るのに、体脂肪率を参考にしますよね。
この「体脂肪率」ですが、その方がおっしゃったように結構頼りないものだったりします^^;
頼りないというか・・・ちょっとしたことで変動しやすい数値なのです。
そもそも体脂肪率はどうやって出されているかというと
身体に電流を流して
「筋肉は電流を通しやすく、脂肪は通しにくい」という性質を利用して値を出しています。
そして、年齢・性別・身長などで補正した値なのです。
(そういうの入力しないと出ませんよね)
水分は電気を通しやすいため、身体の中の水分量で変化しますし
また体温によっても変わってきます。
入浴前後、運動前後、食事前後、睡眠前後では身体の中の水分量や体温が違ってくるので、値も変わってきます。
女性の場合は、月経前後で水分量も変動しますね。
食事を摂ったあとも脂肪が増えたものだと認識してしまうこともあります。
便秘の時も同じです。
とにかく、小さい条件の違いで変動が激しいものなのです。
お店でも測定させていただいているのですが
急に高くなったり、低くなったり出ることもあります。
それだけ変動するものなので、その値にあまり振り回されないでほしいのです。
急に増えていても落ち込まなくていいし、グッと減ったからと言って大喜びもしないでください(笑)
ひとつの目安としてとらえて、流れで見て行ってください。
体重計によって補正の仕方など微妙に違ったりするので
同じ体重計で流れを見ていかれるといいと思います。
なるべく同じ時間・同じ条件で測った値を参考にしてくださいね。
そしてもっと大事にしてほしいのは、実感です。
ウエストが楽になったとか、身体が軽くなったとか、見た目がすっきりしたとか・・・
そんな風にご自分で感じられることが1番です。